セレナ C26 オルタネーター故障で警告灯点灯 原因と修理費用

車種: 日産 /セレナ
型式: C26(マイルドハイブリッド搭載車を含む前期・後期)

セレナ C26 オルタネーター故障

セレナ(C26)で報告されている「オルタネーター(スタータージェネレータ)故障」

C26セレナのうち、マイルドハイブリッドシステムを搭載したグレードには「スタータージェネレータ」という部品が使われている。通常のオルタネーターとしての発電に加え、エンジン始動やアイドリングストップからの復帰も一手に引き受ける部品で、この負荷の高さゆえかトラブルが集中しやすいと報告されている。症状は走行中のバッテリー警告灯の点灯で、悪化するとバッテリー上がりに至ることもあるという。

 

気になる修理費用の相場は・・・

10万円台後半が目安

 

スタータージェネレータが故障する原因

スタータージェネレータは、通常のオルタネーターとしての発電に加えて、エンジン始動・アイドリングストップからの復帰という頻度の高い動作も繰り返し担うため、通常のオルタネーターより負荷が大きくなりやすいとされる。整備士のブログでは、この負荷の高さが経年劣化・故障の多さにつながっていると解説されている。

なお、C26セレナには別の届出(番号5379、2023年9月28日届出、対象48,360台)で、平成22〜28年(2010〜2016年)販売車両のオルタネーターに関するリコールが出ている。ただしこちらはアイドリングストップ機能なし車の通常のオルタネーターが対象で、プーリー内部のワンウェイクラッチのグリス劣化による異音・充電不良が不具合内容であり、マイルドハイブリッド車のスタータージェネレータとは対象部品・対象車両が異なる。マイルドハイブリッド車の場合はこのリコールの対象にならないため、修理費用は基本的に自己負担になる点に注意したい。

修理費用の相場

修理内容 費用相場 備考
スタータージェネレータ交換(新品) 部品代のみで15万円前後 工賃込みだとさらに上乗せになる
スタータージェネレータ交換(リビルト品) 総額10万円程度 保証年数・保証距離は業者により異なる

【追記】通常のオルタネーターなら、実際にいくらだったか

この記事では「スタータージェネレータの交換費用は通常のオルタネーター交換より高額になりやすい」と書いた。その「通常のオルタネーター」側の実際の整備明細書が2件手に入ったので、金額を並べておく。

車種・型式 交換内容 金額
日産 マーチ(AK12) オルタネーターのみ 74,800円
ホンダ ステップワゴン(RK2) オルタネーター(リビルト)+バッテリー+ファンベルト 94,765円

 

通常のオルタネーターは、本体だけなら7万円台、周辺部品まで巻き込んでも9万円台という実額だった。これに対してC26のスタータージェネレータは、リビルト品でも総額10万円程度、新品なら部品代だけで15万円前後とされている。

部品が違うので直接の比較にはならないが、桁の目安としては、通常のオルタネーターの上に来ることになる。マイルドハイブリッド車のスタータージェネレータが「発電もエンジン始動も一手に引き受ける部品」である以上、単純な発電機より高くつくのは金額の面でも裏付けられる形になった。

この2台を含む6台を1本にまとめたチャージランプが点いた!原因はオルタネーターとは限らない 実例6台の修理代もある。

直す?それとも乗り換える?の判断ポイント

C26セレナはファミリー層に人気のミニバンで、対象個体は複数回の車検を経ているものが中心になる。スタータージェネレータの交換費用は通常のオルタネーター交換より高額になりやすく、単発の出費として見ると小さくない金額になる。他の消耗部品の状態も踏まえたうえで、修理して乗り続けるか、この機会に乗り換えを検討するかを判断するとよい。今の愛車がどのくらいの価値になるのか、一度査定で確認してから判断するのも一つの方法である。

参考にした情報源

※本記事は公開されている一般的な情報をもとにまとめたものです。実際の症状・費用は車両の状態や整備工場によって異なるため、正確な診断・見積り、リコール該当有無は整備工場・ディーラーでご確認ください。

画像出典: TTTNIS(Wikimedia Commons, CC0 1.0)、記事用にトリミング

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