エリシオンのエアコン修理代がこんなに掛かった・・・!クォーン異音

車種: ホンダ / エリシオン
型式: DBA-RR1
年式: 平成22年6月
走行距離: 58000km

エリシオン エアコンから異音

症状

デュアルエアコンディショナのフロントエアコンのみ操作しての作動時の停車中、左フロント部から「クォーン」音が発生する。
発生頻度は、夏場ならば3~4日に1回で、ゴーストップの繰り返しの渋滞路で1時間以上経過後の走行条件でのインギヤ停止時、エンジンルーム左前方付近より2~3秒間単発でこの異音が聞こえてくる。
大袈裟な表現をすれば、ラッパが鳴るようで不愉快である。

 

掛かった修理代は・・・

35,208円!

 

整備内容

自己診断を含めた電装系に問題はなく、マニフォールドゲージをセットして冷媒ガス圧の点検でも、少々予測した冷媒ガス圧の脈動もなく、エアコンシステムの作動も含めて異常はない。冷媒ガスの流れは不透明であり、配管の曲がり方も影響があるであろうが、状況判断すればエキスパンションバルブからの発生であることは間違いがない。

その作動原理から冷媒が流れる「シューシュー音が作動音として聞こえることもあるが、「クォーン」音になるのは、ガスの膨張係数が大きくなる結果を招いているのであろう。

エキスパンションバルブとは膨張弁のことで、その役割は液化した冷媒が通る通路の面積を急激に狭くしてエバポレータに向けて噴射することで冷媒を気化させて、周囲から潜熱を奪うことである。お客様の言葉にもあった「ラッパ」の原理と同じである。

音を止めるのに打てる手は、まずエキスパンションバルブの交換であるが、冷却性能に影響が出ない程度の、今の部品よりも通路の開口面積が広いものが欲しい。新品部品を入手して知恵を絞り加工するしかないなとイメージした。

入荷した部品を確認すると、幸運にも現車の部品よりもガスの通路の開口面積が広くなっていた。いわゆる対策部品である。故障診断のプロセスの正しさも部品の形状に変化があることで証明でき、エキスパンションバルブ交換で問題解決した。

交換部品

フロンとエキスパンションバルブ、冷媒ガス、コンプレッサーオイル補充

修理費用(工賃、部品代)の内訳

部品名

単価(円)

数量

金額(円)

交換工賃(円)

エキスパンションバルブ

6,600

1

6,600

17,600

冷媒ガス

1,500

5

7,500

部品代合計

15,000

交換工賃合計

17,600

 

修理代合計(税込):35,208円

 

この修理代を払って“乗り続ける”か?

それとも、

“車を乗り換える”か!?・・・

さて、修理の規模は大から小までありますが、

この「愛車の修理」のタイミングで
知っておかないと
“大損”するかもしれないことが・・!

それは・・・

 

 

車は修理するだけで、損をする!?

 

車は、修理しても“払った代金”以上に、
“車の価値”が上がることはないので、

車を手放すのは、
「修理前」のタイミングがベスト!

なぜなら、
車を買い取る業者の多くは、

故障している買い取り車の修理を
自前、又は提携先の工場で行えるため、、

あなたがディーラーや整備工場などに依頼し
“工場の利益を載せて”払う修理代金よりも
安く直すことが出来ます。

なので、あなたが修理代に加えて手間を払い
車を修理に出したとしても、

車の価値(買取額)に反映されるのは、
払ったものに比べれば、

ほんのわずか”となってしまいます。

そして、結局すぐ売ることになったのであれば、
その修理費用の差額分を損
するわけです。

修理によっては、
数万~数十万円なんてことも!

私も昔・・・

乗っていた車のエアコンが急に壊れ、
大急ぎで近くの車屋に
診てもらったことがあったんです。

コンプレッサーなどの交換が必要だよ」と言われ、

こんな暑い中、一刻も早くと思い、

深く考えもせず、すぐに修理を依頼したんです。

その時は、総額15万円近くの
修理代金を払いました。

 

しかし、コンプレッサー特有の症状が再発・・!

1ヶ月も経たないうちに
再度、同じ修理をしなくては
いけなくなったんです!(泣)

結局、いろいろ古くなっていたので

修理は諦め、
車の買取をその車屋に依頼すると、

10万キロも超えてるし、
ほとんど値段はつかないよ。

と言われてしまいました・・・。
結局、その車屋には売りませんでしたが。

あなたは、愛車にあとどれぐらい乗りますか。

“どうしても長く乗り続けたい”というのであれば、
修理を選択するのがベストでしょう。

ただ、今少しでも

そろそろ“車を乗り換える”かも・・・

ということが頭の片隅にでもあるのであれば、
その修理をしてしまう前に、

まずは現在の“愛車の価値”を知り、
今すぐ、乗り換えもしっかり検討すること!

過去の私のような失敗だけは
絶対にして欲しくないものです。

さて、値段がつかないよと
言われていた私の車でしたが、

その後、ネットで査定してもらったところ、
結局、35万円の高値がついて売ることが出来ました!

ネット査定を使えば

無料で今すぐ査定できて

愛車が今「いくらで売れるのか
知ることができて便利です。

愛車の価値を知っていれば、
常に正しい選択ができます。

あの時、買い叩かれなくて、
ホントに良かった・・。

査定結果を見れば、
次の車の選択肢も広がりますよ♪

 

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