ノート E12 エンジンチェックランプ点灯!バルブタイミングのソレノイド2個とチューブ交換 修理代49,797円

車種:日産 / ノート
型式:E12(原動機型式 HR12) 年式:2014年1月(初度登録) 走行距離:77,376km
入庫:日産ディーラー / 2026年9月5日付

日産 ノート E12 エンジンチェックランプ点灯 可変バルブタイミングコントロールソレノイド2個とターボチャージャーインレットチューブ交換 49,797円の実際の整備明細書
実際の整備明細書より(個人情報・整備工場名の記載部分は除いています)。画像をタップすると拡大できます

状況:伝票の【ご用命事項】の下には、「エンジンチェックランプ点灯」の1行が印字されている。※提供者は応募時に「Autoランプが点滅」「アイドリングストップが不安定」とも書いている。

伝票の初度登録年月はH26.01、つまり2014年1月。走行kmの欄は77,376。日産のディーラーが2026年9月5日付で発行した伝票である。

この1台の修理代は・・・

49,797円!

49,797円の中身を分解する

作業内容・使用部品名(伝票の印字) 作業区分 技術料 数量 金額
可変 バルブ タイミング コントロール ソレノイド
バルブ,ソレノイド 237963HD2A
交換/部品 9,600円 2.00 28,000円
ターボ チャージャー インレット チューブ
チューブ アッセンブリー 144603VA1B
交換/部品 1.00 7,670円
代車費用(維持管理費用)(2日間) 1,000円
代車費用(維持管理費用)(2日間)値引 -1,000円
技術料小計 9,600円
部品代小計 35,670円
整備代合計 45,270円
消費税額(10%) 4,527円
御請求額 49,797円

明細の行は4つ。部品の金額が付いているのは上の2行で、28,000円と7,670円を足した35,670円が部品代小計になる。技術料はソレノイドの行の9,600円と、代車費用の2行の1,000円・-1,000円で、足した9,600円が技術料小計。二つの小計を合わせた45,270円が整備代合計である。

各行の金額は税別で、消費税は最後にまとめて足す書式になっている。45,270円の10%が4,527円で、足したものが御請求額になる。

部品は2品目で35,670円。ソレノイドが2個で28,000円

部品の1行目は「可変 バルブ タイミング コントロール ソレノイド」。2行目に「バルブ,ソレノイド」と部品番号237963HD2Aが印字されている。数量は2.00、金額は28,000円税込総額49,797円の56.2%がこのソレノイド2個で、この修理でいちばん大きな金額の行になる。

もう1行は「ターボ チャージャー インレット チューブ」。2行目は「チューブ アッセンブリー」で、部品番号は144603VA1B。数量1.00で7,670円、税込総額の15.4%にあたる。

部品代小計の35,670円は税込総額の71.6%で、部品番号が2つとも読めるので、同じ型式の伝票を手にした人は番号で照合できる。

技術料は9,600円。代車費用は同額の値引きで差し引き0

ソレノイドの行の技術料は9,600円。作業区分は「交換」で、税込総額の19.3%にあたる。この1台では、部品35,670円に対して技術料9,600円という組み合わせだった。

技術料の欄には、もう2行ある。「代車費用(維持管理費用)(2日間)」に1,000円、同じ行名に「値引」が付いた行に-1,000円。同額で並んでいるので差し引きは0円で、技術料小計は9,600円のままである。

ご用命事項は1行、交換は2品目

伝票の【ご用命事項】は「エンジンチェックランプ点灯」の1行。作業区分「交換」の行は、ソレノイドとチューブの2つである。両者のあいだに診断の行は無い。

この伝票から言えるのは、エンジンチェックランプが点灯して日産のディーラーに入った1台が、この2品目の交換で49,797円だった、ということである。

同じ型式について、公表されているもの

伝票に印字されている原動機型式はHR12で、国土交通省の自動車燃費一覧(平成26年3月)にあるノート(型式DBA-E12)の原動機型式HR12では、総排気量が1.198Lとされている。

国土交通省に利用者から寄せられた不具合の申告を型式E12で抜き出すと、266件あった(受付日は2012年11月21日から2026年6月26日まで)。266件の申告内容をすべて読み、「チェックランプ」「エンジン警告灯」「エンジンランプ」「エンジンの警告表示」のいずれかの語が出てくるものを数えると8件で、8件の中身はばらばらだった。同じ表示に触れた申告でも、内容は一つに寄っていない。

国土交通省の注記では、この情報はユーザーからの申告内容を要約したもので、設計・製造に起因するものに限られておらず、整備不良やユーザーの使用ミスなど他の要因に起因する可能性があるものも含まれるとされている。

12年8か月・77,376kmの車に49,797円、次の車検は1年8か月先

初度登録の2014年1月から伝票の2026年9月まで、12年8か月で77,376km。1年あたりおよそ6,100kmを走ってきた計算になる。

伝票の次回車検日の欄には、R10.05.31、2028年5月31日が印字されている。伝票の日付から数えて1年8か月先である。

乗り続けるなら、この修理のあとに2028年5月31日の車検が控えている。乗り換えを考えるなら、その前に、12年8か月・77,376kmのこの車にどれだけ値が残っているかを確かめておく。

この修理代を払って乗り続けるか、乗り換えるか。

今の愛車に、いくらの値が付くのか確認してから、検討するのも良いと思います。

先に修理をしてしまうとその修理代は戻ってきませんので検討は慎重に行いましょう。買い取り業者の多くは、自前や提携の工場で修理します。そのためあなたが払った修理代が買取額にそのまま乗るような評価はしてくれません。。直した直後に手放すことになれば、その差額分を損することになってしまいます。

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参考にした情報源

  • 型式DBA-E12・原動機型式HR12の総排気量は、国土交通省「自動車燃費一覧」(平成26年3月)のガソリン乗用車(普通・小型)、日産自動車株式会社の表による(2026年9月時点で確認)
  • 型式E12の申告の件数と内容は、国土交通省が公表している自動車の不具合情報のデータを型式「E12」で抽出し、当サイトで集計・加工して作成した(受付日2026年6月26日までの分)

※本記事の金額は、実際の整備明細書1件(2026年9月5日付の伝票)に記載された額です。部品名・部品番号は伝票の印字によります。同じ車種・同じ症状でも、原因や作業内容によって金額は変わります。正確な診断と見積りは整備工場でご確認ください。

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